サロンの予約管理アプリ|無料で始めてLINE連携まで広げる手順

美容室・ネイル・まつげ・エステなど小さなサロン向けに、無料で使える予約管理アプリの選び方と、紙の予約台帳から移ってLINE予約まで広げる4つのステップを解説します。

執筆: Subash Rijal(BOOKIN 開発者)公開日:

予約は紙の台帳、お客様とのやりとりはInstagramのDMとLINE、新規はポータルサイト経由。サロンの予約は、気づくといくつもの場所に散らばっています。施術の合間に全部を見比べて、空いている時間を探して返信する。その作業だけで、1日のうちかなりの時間が消えていきます。

この記事では、美容室・ネイルサロン・まつげサロン・エステなどの小さなサロン向けに、無料で使えるサロンの予約管理アプリの選び方と、紙の台帳から移ってLINEでの予約受付まで広げていく手順をまとめます。最初から全部を揃える必要はありません。無料で始めて、必要になったところから広げていく前提で読んでください。

サロンの予約管理アプリでやりたいこと

サロンの予約管理アプリに求めることは、だいたい次の4つに集約されます。

  • 予約台帳をスマホで見られる:施術中でも、次の予約や今日の空きをすぐ確認したい
  • お客様が自分で予約できる:営業時間外や施術中でも、Webから空き枠に予約が入る
  • 予約忘れを減らせる:前日などに自動でお知らせが届き、無断キャンセルが減る
  • お客様のことを覚えておける:前回のメニューや来店回数、好みをすぐ思い出せる

このうち、上の3つは無料の範囲で揃えられるツールが多く、4つ目の顧客カルテやLINE連携は有料プランの機能になっていることが一般的です。だからこそ「どこまで無料で回せて、どこから有料にするか」を最初に整理しておくと、乗り換えのムダがなくなります。

無料のサロン予約管理アプリを選ぶ5つのポイント

予約管理アプリ全般の比較は予約管理アプリおすすめ7選にまとめています。ここではサロンならではの確認ポイントに絞ります。

確認することなぜサロンで大事か
メニューごとの所要時間を設定できるカットとカラーで施術時間が大きく違い、枠の計算がずれるため
アプリのインストールが不要お客様もスタッフも、URLを開くだけで使えると定着しやすい
自動リマインダーがある1枠の無断キャンセルが、その時間の売上をまるごと失うため
無料プランの上限がわかりやすい予約件数やメニュー数の上限を超えたときの動きを把握するため
あとからLINE連携に広げられるお客様の多くが普段使っているLINEで予約を受けたくなるため

メニューごとの所要時間

サロンの予約で一番事故が起きやすいのは、施術時間の読み違いです。メニューごとに所要時間を設定でき、空き枠がそれに合わせて自動で計算されるアプリなら、長いメニュー同士が重なって次のお客様を待たせることがなくなります。

インストール不要か

サロンのお客様は、予約のためだけにアプリを入れたがりません。予約ページのURLを開くだけで予約が終わる「ブラウザ型」か、LINEの中で開けるタイプを選ぶと、Web予約への切り替えが進みやすくなります。

無料プランの上限

無料プランには、月の予約件数、登録できるメニュー数、スタッフ数、何日先まで予約を受けられるかといった上限があるのが普通です。上限に近づいたときにどうなるか(予約が止まるのか、案内が出るのか)も確認しておきましょう。各社の条件は変わることがあるので、必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。

無料で始めて、LINE連携まで広げる4ステップ

ステップ1:定番メニューだけを登録して、予約ページを作る

最初からすべてのメニューを登録する必要はありません。カット、カット+カラーなど、予約の多い定番メニューを2〜3個だけ登録し、所要時間と営業時間を入れれば予約ページはできあがります。カウンセリングが必要なメニューは、しばらく電話やDMで受ける形でも十分です。

ステップ2:紙の台帳をやめて、予約をアプリに集める

電話やDMで受けた予約も、オーナーがスマホからアプリに登録するようにします。Web予約と同じ予約表に入るので、二重予約が起きません。ここで紙の台帳をやめるのがポイントです。紙とアプリを並行すると、どちらが正しいのかわからなくなります。

BOOKINで本日の予約を確認する画面。顧客名・メニュー・担当者が一目でわかる

ステップ3:予約ページのURLを、お客様が見る場所すべてに置く

Instagramのプロフィール、Googleマップ、ホームページ、ショップカードに予約ページのURLを載せます。新規はポータルサイト、リピーターは自店の予約ページ、と分けておくと、ポータルサイトへの依存を少しずつ減らせます。

ステップ4:お客様が増えてきたら、顧客管理とLINE連携を足す

リピーターが増えてくると、「前回どのカラーだったか」「次回はいつ頃来てくれそうか」を覚えておくのが難しくなります。来店履歴やメモを残せる顧客管理と、LINE公式アカウントからそのまま予約を受けられるLINEでの予約受付は、このタイミングで足すと効果がはっきり見えます。

顧客管理の画面。お客様ごとの連絡先・予約回数・最終来店日を一覧で確認できる

LINE連携を設定すると、LINEアプリの中でそのまま予約ページが開くQRコードとリンクが発行されます。店頭に置いたり、LINEの友だちに送ったりするだけで、お客様は普段使っているLINEから予約できます。

予約ページの共有画面。LINEで読み取ると予約ページが開くQRコードとリンク

LINEで予約を受ける方法そのものは、LINE予約システムは無料で使える?で4つのやり方を比較しています。

サロンの無断キャンセル対策も、予約管理アプリで

サロンの無断キャンセルは、多くが「うっかり忘れ」と「連絡しづらい」から起きます。予約管理アプリでできる対策は次の3つです。

  • 前日の自動リマインダー:日にちを思い出してもらうだけで、多くは防げます
  • キャンセルのルールを予約ページに書く:予約する時点で目に入るようにしておきます
  • 変更・キャンセルの連絡先をわかりやすくする:無断ではなく事前のキャンセルになれば、空いた枠を埋め直せます

詳しくは無断キャンセル対策と無断キャンセル料は請求できるかで解説しています。

BOOKINをサロンの予約管理アプリとして使う場合

BOOKINはインストール不要のブラウザ型で、スマホでもPCでも同じ画面から予約を管理できます。お客様も予約ページのURLを開くだけで予約できます。

  • 無料プランでできること:Web予約ページ、メニューごとの所要時間の設定、予約一覧とカレンダーでの管理。予約は月50件まで、メニューは3件まで、メンバーは1名、お客様が予約できるのは15日先までです。クレジットカードなしで始められます。
  • 有料プランで足せること:LINEでの予約受付、予約ページのQRコード、お客様ごとの来店履歴やメモ、次回予約の登録(フォローアップ)、スタッフの追加、より先の日付までの予約受付。

上の4ステップでいえば、ステップ1〜3は無料プランで、ステップ4から有料プランを検討する、という流れになります。サロンでの使い方は美容室・サロン向け予約システムのページにまとめています。無料で始められる他のツールも含めて比べたい方は、無料で使える予約システムの選び方もどうぞ。

まとめ

  • サロンの予約管理アプリに求めるのは、スマホで見られる予約台帳・お客様の自己予約・自動リマインダー・顧客の記録の4つ
  • 無料で選ぶなら、メニュー別の所要時間、インストール不要、リマインダー、無料プランの上限、LINE連携への広げやすさを確認する
  • 定番メニューだけで予約ページを作り、紙の台帳をやめ、URLを配る。ここまでは無料で始められる
  • リピーターが増えたら、顧客管理とLINE連携を足す

まずは無料プランで定番メニューを2〜3個だけ登録し、自分のスマホでお客様と同じように予約してみてください。

BOOKINなら、オンライン予約の受付を数分で始められます。無料プランあり。

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